ArtSticker ✕ MATSUZAKAYA NAGOYA|松坂屋名古屋店「ウォールミュージアム」にて企画展開催

2025-05-09

アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker」を運営する株式会社The Chain Museum(本社所在地:東京都渋谷区、代表取締役:遠山 正道)は、株式会社大丸松坂屋百貨店との協業により、2025年5月28日(水)から松坂屋名古屋店の本館3階と4階にある「ウォールミュージアム」にてアートキュレーション、作品展示、ArtStickerでの作品販売を行ないます。

現代アート作品が持つ「私たちの目の前にありながら、目の前にない過去や未来を想像できる力」で、生活の一つ一つの積み重ねがやがて文化になっていくことを感じてもらいたいという願いから、松坂屋のキャッチフレーズ「生活と文化を結ぶ松坂屋」に着想を得てArtStickerがコンセプトを制作。

松坂屋のキャッチフレーズである「生活と文化を結ぶ松坂屋」に呼応する形で作家が再解釈し、アートウォールに作品を展示します。

出展作家は奥田雄太・宇留野圭・木村桃子・嘉 春佳。

※展示作品の一部は、 ArtSticker内でのご購入が可能です。

コンセプト

明日を着るための方法 / How to slip into the tomorrow

明日は何をしよう

明日は何を着て、どこに行こうか

あらゆるものが手に入りそうで、手が届かない生活の中で明日の朝に何を着て、何を食べるか。

それは何世代も前から人々を悩ませ、そしてこれから、まだ見ぬ未来まで人を悩ませ続けることでしょう。

そんな生活を積み重ねて行く中で、芸術は問いをもたらし、そんな人々の悩み方の様々なバリエーションをもたらしてきました。その問いはときに日々のしがらみを吹き飛ばし、ときに答えのない迷宮に迷い込ませます。その問いに向かおうとする一歩が、のちに文化と呼ばれるものになっていくとも言えます。

松坂屋の今までとこれから、とその真ん中にいるあなた。文化をまとい、明日を見る。

その時あなたはどのような意思をもって選択をしていくのだろうか。

さて、明日の朝は何をしよう。

開催概要

期間:2025年5月28日(水)〜7月15日(火)

時間:10:00~20:00

会場:松坂屋名古屋店(〒460-8430 愛知県名古屋市中区栄3丁目16−1)

   本館3階4階『ウォールミュージアム』

主催:松坂屋名古屋店

企画:松坂屋名古屋店/ ArtSticker

ディレクション・アートキュレーション : ArtSticker

※予告なく展示内容の変更及び営業日時の変更・休業となる場合がございます。詳しくは松坂屋名古屋店公式HP(https://www.matsuzakaya.co.jp/nagoya/)をご確認ください。

展覧会URL

https://artsticker.app/events/73930

参加アーティスト

奥田 雄太 / Yuta Okuda

日本とイギリスにてファッションデザインを学んだのち、ファッションブランドでデザイナーとして活動。2016年にアーティストに転向した奥田雄太は国内での個展やグループ展に精力的に参加し、製作と発表を続けキャリアを築き上げている。

計算した線のみで構成された細密画で表現していたが、ここ数年「偶然性」に重きを置いた”花”の作品を中心に発表を続けている。

さまざまな色味で表現される花はポップなイメージが強いが、花びら一つ一つに緻密な線描が施されている。彼自身、花に見えなくてもいいと語るそれは確かに具象としての花ではない。

作家が「自己をサルベージ(救出・救助)する」なかでたどり着いた、幼少期の記憶がもととなっていると語る。コロナ禍をきっかけに、当たり前と感じていたことが実は特別な出来事だったと気づき、「感謝を作品にしたい」という思いから「with gratitude」をテーマに作品を製作している。

主な展覧会

2024「With Gratitude」伊勢丹新宿店 本館 6 階 アートギャラリー、東京

GALLERY CRANE

「With Gratitude」333 Gallery、台湾

AFRODE CLINIC

ギャラリー桜林 「With Gratitude」B&B Italia、⼤阪

A/D ギャラリー、東京

「With Gratitude」上海 Powerlong Museum、上海

2023 「beautiful foodchain」between the arts gallery、東京

「Circulation」 Mizuma Gallery、シンガポール

「Circulation」A/D ギャラリー、東京

「Circulation」ミヅマアートギャラリー、東京

2022 「With Gratitude」伊勢丹新宿店 6F アートギャラリー、東京

「With Gratitude」Humarish Club、マカオ

ギャラリー桜林、茨城

「With Gratitude」 A/D ギャラリー、東京

「With Gratitude」 Mizuma Gallery、シンガポール

2021 「With Gratitude」 Mizuma&Kips、ニューヨーク、アメリカ

宇留野 圭 / Kei Uruno

1993年岐阜県生まれ。愛知を拠点に活動。2023年名古屋芸術大学大学大学院美術研究科修士課程を修了。

機械部品の鋳造経験を経たのち、美術領域での実践を開始。自身を取り巻く生活世界や絵画、舞台芸術などにインスピレーションを受けながら身近な事象を基軸に、機械や舞台構造を用いた立体作品やインスタレーションを発表している。

主な個展

2024年 「Echoes of Silence」(LOKO GALLERY/東京)

2024年 「予期せぬ接続」(FOC/石川)

2023年 「CLEAN ROOM」(MYNAVI ART SQUARE/東京)

2023年 「KEY WAY」(BankART Under35)(BankART Station/神奈川)

2021年 「ESCAPE」(金沢アートグミ/石川)

主なグループ展

2025年 「912133-297-94」(CON_/東京)

2024年 「Art Squiggle Yokohama 2024」(山下ふ頭/神奈川)

2023年 「MPN」(Art Center Ongoing/東京)

2021年 「DELTA」(KAYOKOYUKI、駒込倉庫/東京)

主な受賞歴

2023年 ART AWARD TOKYO MARUNOUCHI 2023 木村絵理子審査員賞

2023年 ARTIST’S FAIR KYOTO 2023 マイナビART AWARD 最優秀賞

2022年 CAF賞2022 名和晃平審査員賞

木村桃子 / Momoko Kimura

1993年東京生まれ。東京を拠点に活動。

2019年武蔵野美術大学大学院造形研究科美術専攻彫刻コース修了。

主に立体作品を制作。星や身体などのモチーフを使い、物質の厚みと時間の奥行きをテーマに作品を発表している。木材に表れる年輪から時間性を見出し、それらを利用して光や時間などの目に見えないものを物質を通して可視化することを作品内で試みる。

主な展覧会

2025 個展「領域の高さ」second 2.、東京

2024 「半井桃水館芸術祭シャンデリア」半井桃水館、長崎

2023 「あたらしい場所」アートギャラリーミヤウチ、広島

   「出張モノローグス ♯3」GASBON METABOLISM、山梨

   「Asyl ー饒舌でいるための寡黙な複数のタスク」アートかビーフンか白厨、東京

2021 「木馬と星」WALLA、東京

2019 「CAF賞2019 入選者作品展」代官山ヒルサイドフォーラム、東京

受賞歴・助成など

2019 「権鎮圭賞」

2017 「武蔵野美術大学清水多嘉示賞」

   「MONSTER Exhibition 2017 最優秀賞」

嘉 春佳 / Haruka Yoshi

1996年茨城県生まれ。筑波大学芸術専門学群総合造形領域卒業。東京藝術大学先端芸術表現科修了。

記録に残らず消えていく自分や他者の日常的な時間や記憶を形にすることを考え、主に古着を用いて制作している。縫う・編むといった手仕事がかつて衣服の修繕や道具を拵えるための術であり、暮らしを継続させること・ものを残していくことと深く結びついていたという点に着目し、古着を収集し、手仕事によって再構成する方法での制作を行う。

主な展覧会

2024 東京藝大アートフェス2024 みずほ賞受賞

    未来の交差点 (東急プラザ銀座 / 東京)

    ツインギャラリー蔵 リニューアルオープン企画展『脈打つ指先』 (ツインギャラリー蔵 / 静岡)

     KAWANO ART PROJECT “TOKYO mosaïque” (KAWANO / 東京)

2023 奥能登国際芸術祭 (旧上黒丸小中学校 / 石川)

     中之条ビエンナーレ (伊参スタジオ / 群馬)

    アートギャラリーホーム展 入選・作品収蔵

2022 テラスアート (テラスモール湘南 / 神奈川)

2021 SHIBUYA STYLE vol. 15 (西武渋谷 / 東京)

    中之条ビエンナーレ (やませ / 群馬)

松坂屋名古屋店『ウォールミュージアム』について

2024年11月リニューアルオープンした松坂屋名古屋店は、リニューアル対象フロアに幅約5mのアートウォールを設置いたしました。「一面だけの美術館(ウォールミュージアム)」をコンセプトに、フロアに訪れるお客様の感性を豊かにする場所を目指しています。 定期的に若手作家を中心とした、様々なクリエイターのアート作品やインスタレーションを取り上げ、フロア空間を彩っていきます。

ArtStciker(アートスティッカー)について

株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。

また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。

▼ArtSticker Webサイト

https://artsticker.app/

▼ArtSticker ダウンロードURL

App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049

アートの導入を検討されている法人の皆様

The Chain Museumでは、アートコーディネーションを中心に、アートを活用した企画・プロモーション、ブランディングまで、ご依頼内容に応じたアートコンサルティングを行っています。お役に立てることがございましたら、以下をご覧の上、お気軽にお問合せください。

▼アートコンサルティングに関するお問い合わせはこちら

https://www.t-c-m.art/services/coordination

▼オフィス空間にもアートを導入しやすい、レンタルという選択肢のお問い合わせはこちら

https://kadowsan.co.jp/

The Chain Museumの概要

「気づきのトリガーを、芸術にも生活にも。」をミッションとして掲げる、The Chain Museumは、これまでアーティストと鑑賞者の新しい関係性が生まれる場をつくるアート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」を中心に、ホテルや商業施設、オフィスなどの空間プロデュースを行う「アートコーディネーション」そして、自らが運営する「アートギャラリー」を展開し、デジタルとリアルを相互に駆使し、気づきのトリガーを伝播させてまいりました。

社名   :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)

所在地  :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階

代表者  :代表取締役 遠山 正道

▼株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト

https://t-c-m.art/

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