株式会社The Chain Museum(本社:東京都渋谷区、代表取締役:遠山正道、以下「The Chain Museum」)は、アート・コミュニケーションプラットフォーム「ArtSticker(アートスティッカー)」が運営する、「Gallery & Restaurant 舞台裏(麻布台ヒルズ)」「アートかビーフンか白厨(六本木)」「上野下スタジオ(ABAB UENO)」の3会場にて会田家(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)それぞれによる個展を同時開催します。
※展示作品はArtStickerの各展覧会ページにて販売受付予定です。
Gallery & Restaurant 舞台裏(麻布台ヒルズ)では、会田誠の新作絵画展「《混浴図》への道」を開催します。会田は、1993年にレントゲン藝術研究所で開催された「fo(u)rtunes」展での本格的な作家デビュー以降、30年以上にわたり第一線を走り続ける現代美術家です。2000年代には《滝の絵》(2007-2010)、《灰色の山》(2009-2011)といった大型絵画作品を複数手がけ、そのセンセーショナルな表現が広く話題を呼びました。近年はインスタレーションや映像作品を続けて制作していた会田にとって、絵画作品の発表はいささか久しぶりのこととなります。
本展で披露される新作には、会田が長きにわたって追求してきたシミュレーショニズムの手つきが散りばめられています。そして何より、本人がこれらの絵画作品を「光らないし動かない」と称するユーモアそれ自体が、麻布台ヒルズという空間での展示という活動に対するある種のクリティークであるといえます。モニュメンタルな大型作品への憧れと、生活に直結した私的な手仕事との間を往還するアイデアの萌芽を、ぜひ多くの人にご覧いただきたいです。
会田誠|Makoto Aida
1965年新潟県生まれ。1991年東京藝術大学大学院美術研究科修了。美少女、戦争画、サラリーマンなど、社会や歴史、現代と近代以前、西洋と東洋の境界を自由に往来し、常識にとらわれない対比や痛烈な批評性を提示する作風で、幅広い世代から圧倒的な支持を得ている。絵画、写真、映像、立体、パフォーマンス、など表現領域は国内外、多岐にわたる。近著に小説「げいさい」(文藝春秋、2020)、エッセイ集「性と芸術」(幻冬舎、2022)。近年の主な個展に「天才でごめんなさい」(森美術館/東京 2012-13)、「考えない人」(ブルターニュ公爵城/フランス 2014)、「GROUND NO PLAN」(青山クリスタルビル/東京 2018)、「愛国が止まらない」(ミヅマアートギャラリー/東京 2021)など。
展覧会タイトル
《混浴図》への道
開催期間
2024年4月20日 (土) 〜 2024年5月19日 (日)
営業時間
・ギャラリー|火-日:11:00〜20:00
・レストラン|
水-金:17:00〜23:00(L.O.22:00)
土-日・祝:12:00〜15:00(L.O.14:00)/ 17:00〜23:00(L.O.22:00)
定休日
・ギャラリー|月曜日 ※月が祝日の場合は翌日休業
・レストラン|月曜日/火曜日 ※月火が祝日の場合は翌日休業
〒105-0001 東京都港区虎ノ門5-8-1 麻布台ヒルズ ガーデンプラザA B1F
観覧料
無料
アクセス
東京メトロ日比谷線神谷町駅5番出口より、駅直結 徒歩1分
参加アーティスト
会田誠
主催
ArtSticker (運営元:The Chain Museum)
協力
ミヅマアートギャラリー
展覧会URL
https://bit.ly/4cSutd8
アートかビーフンか白厨(六本木)では、岡田裕子による個展「Celebrate for ME 2024」を開催します。
2023年12月26日に東京・神保町の2会場で開催された、1日だけの展覧会「Celebrate for ME -The first step」。
それは、改造したVRゴーグルと人体人形を用いて自分が自分の<おくりびと>となる体験「Celebrate for ME:okuru」を中心に、岡田裕子のナレーションをガイドに進行する「tsutsumu」「ikeru」「aruku」「iwau」五つの葬送と祝祭の儀式をイメージした参加型作品です。
今回の展示では、当時の様子をドキュメントした映像作品で伝えます。また、当時の大道具やコスチューム、それぞれの儀式をイメージした小作品、今後制作予定の「My Last Makeup」のエスキースなども展示します。
会場をまわりながらご自身のスマートフォンで再生する映像作品もございます。ご自身のスマートフォンとイヤホンをご持参していただけるとスムーズです。お食事やお酒を楽しみながらの映像鑑賞もおすすめです。
また、5月11日、12日には実際にVR作品を体験するイベントを行う予定です。
岡田裕子|Hiroko Okada
現代美術家。多岐に渡る表現を用い現代の社会へのメッセージを投げかける作品を制作。 国内外の美術館、ギャラリー、オルタナティブスペースでの展覧会多数。
主な作品に、再生医療をテーマとした「エンゲージド・ボディ」、男性の妊娠を描いた「俺の産んだ子」、観客参加型メディアアートで葬送を体験する「Celebrate for ME - The first step」など、未来予想的独特な世界観をチャレンジングな手法で展開する。
個人活動に加えアートプロジェクトも多く手がける。 <オルタナティブ人形劇団「劇団☆死期」>を、顧問を会田誠として立ち上げ、主宰(2010-)。 家族(会田誠、岡田裕子、会田寅次郎)のアートユニット<会田家>(2001-)、コロナ禍の中始まったArt×Fashion×Medicalの試み<W HIROKO PROJECT>(2020-)など。著書に、作品集「DOUBLE FUTURE─ エンゲージド・ボディ/俺の産んだ子」(2019/求龍堂)。
展覧会タイトル
Celebrate for ME 2024
開催期間
2024年4月20日(土)〜2024年5月12日(日)
営業時間
17:00〜23:00
定休日
月曜日/火曜日
会場
アートかビーフンか白厨
住所
〒106-0032 東京都港区六本木5丁目2−4 朝日生命六本木ビル 2階
観覧料
無料
参加アーティスト
岡田裕子
主催
ArtSticker (運営元:The Chain Museum)
協力
ミヅマアートギャラリー
展覧会URL
上野下スタジオ(ABAB UENO)では、会田寅次郎による個展「yume tensei」展を開催します。
本展示では、作家自身の夢における体験をベースに、自宅や倉庫にあるごみや壊れたもの、ABAB UENOにある端材などが3Dスキャンされ、Blenderという3DCGソフト内に再構築されます。会期中はコーディングとゲームプレイを行ったり来たり「作りながら遊ぶ」ライブパフォーマンスが展開されます。
会田 寅次郎|Torajiro Aida
言語、ブロックチェーン技術、AI技術、法律、プログラミング言語、オペレーティングシステム、といった様々な技術とふれあいつつ、それら技術のいままでに想定されていなかったような使い方を、ソフトウェア制作や展覧会での展示を通して模索している。2015年東京都現代美術館「おとなもこどもも考える ここはだれの場所?」展出品。2017年第21回文化庁メディア芸術祭新人賞受賞。2018年度未踏IT人材発掘・育成事業採択。 近年の展示活動にMEDIA AMBITION TOKYO 2020、MEDIA AMBITION TOKYO 2021、ソノ アイダ#新有楽町「ART×NFT Meta Fair #01」、CCBT「Future Ideations Camp Vol.2|setup():ブロックチェーンで新しいルールをつくる」
展覧会タイトル
yume tensei
開催期間
2024年4月20日(土)〜2024年5月12日(日)
営業時間
12:00〜18:00(17:30最終入館)
*レセプション:4月20日(土)17:00〜19:00
定休日
月曜日/火曜日
会場
住所
〒110-8541 東京都台東区上野4-8-4 ABAB UENO 6階
観覧料
無料
参加アーティスト
会田寅次郎
企画
ArtSticker (運営元:The Chain Museum)
展覧会URL
株式会社The Chain Museumが運営する、アートに出会う機会と、対話を楽しむ場所を提供し、アート鑑賞の「一連の体験をつなぐ」プラットフォーム。著名アーティストから注目の若手アーティストの作品まで、幅広く収録。作品のジャンルも、インスタレーション、絵画、パフォーミングアーツなど、多岐にわたっています。
また、ArtStickerはデジタル上だけでなく、リアルでユニークな場所と出会うことで、アートやアーティストが世界と直接つながることを希求しています。
▽ArtSticker Webサイト
▽ArtSticker ダウンロードURL
≫ App Store:https://apps.apple.com/app/artsticker/id1446438049
≫ Google Play:https://play.google.com/store/apps/details?id=art.tcm.artsticker
社名 :株式会社 The Chain Museum(読み:ザ・チェーンミュージアム)
所在地 :東京都渋谷区猿楽町17-10 代官山アートビレッジ3階 代官山TOKO
代表者 :代表取締役 遠山 正道
▽株式会社 The Chain Museum 公式Webサイト
The Chain Museumに関するお問い合わせ、ご意見、情報のご提供などは下記フォームよりお願いいたします。